dynaTrace | Compuware APM

dynaTraceは、ビジネスクリティカルなアプリケーションの監視・管理・最適化の方法を一新する製品です。全てのトランザクションをモニターし、該当するコード行にまで切り分けてパフォーマンス問題を解決できるため、高いユーザー体感を実現し、ビジネス上の成果を最大限に高めます。

製品概要

dynaTrace(ダイナトレース)とは何か?

dynaTrace は、Java / .NET アプリケーションの全トランザクションのパフォーマンスをメソッド・SQLのレベルで分析する次世代アプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品です。特許技術(PurePath)によって、サーバー間のトランザクションをエンドツーエンドで紐付け、ボトルネックをピンポイントで特定します。

dynaTraceはユーザー体感管理、ビジネストランザクション管理、高度な監視、コードレベルの診断を、独自の方法で単一のシステムに統合しているので、アプリケーションパフォーマンスライフサイクル全体を通して、ビジネスおよびアプリケーションオーナーから、本番環境運用担当、パフォーマンステスト担当、ソフトウェアアーキテクト、エンジニアリング管理まで、アプリケーション関係者全てにメリットをもたらします。

システム構成

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dynaTraceで解決できる課題・ニーズ

ビジネス視点

  • 保守運用コストをより効果的に削減したい
  • 顧客のサイトレスポンスに関する満足度を改善させたい
  • コンバージョンレートを改善させECサイトの売上を向上させたい
  • 契約したSLAが順守されているか確認したい

開発フェーズ

  • パフォーマンス測定用にデバッグコードを埋め込んでいる
  • 後工程で性能問題が発覚し、大きく後戻りした P/J がある
  • パフォーマンス問題に精通したエンジニアが限られる
  • Ajax アプリケーションのパフォーマンス分析が困難

テストフェーズ

  • 負荷テストツールは利用しているが、性能分析に苦労している
  • 外部開発されたコードの受け入れ検査基準があいまい
  • ミドルウェアごとに品質評価指標やテストプロセスが異なる
  • テスト期間短縮により、不十分なテストのままリリース

運用フェーズ

  • 「再現待ち」の問題が多く、最終的に「再現せず」でクローズしている
  • 既存の管理ツールでは性能低下の原因を特定できない
  • パフォーマンス管理ツールの負荷がシステムを遅くしている
  • ログの種類が多すぎて、何から分析したらいいのか分からない
  • モバイル用のアプリケーションが様々なデバイスで正しく動作しているか確認したい

システム移行

  • データセンタを統合したいがアプリケーションのパフォーマンスは担保したい
  • アプリケーションがシステム移行後に性能が向上したのか確認したい
  • インフラ構成変更後にアプリケーションのパフォーマンスはどうなったのか確認したい
  • 部門別、ベンダ別に異なる性能管理ツールを使っているのを何とかしたい

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特長

特長1: ユーザ視点を起点にアプリケーションデリバリーチェーン全体を管理

1.従来のシステム管理ソリューションの問題

「70%の問題はユーザーによって発見されている」という調査結果がありますが、従来のシステム管理手法は、インフラにフォーカスしており、アプリケーションには目が向いていないため、ブラインドスポットが発生してしまいます。結果としてインフラ側で問題が無くても、ユーザー側では問題を認識しているケースが多発してしまっています。問題発生時に事後対応になってしまい、また、ユーザ体感やそれに伴うビジネスへの影響も見えません。

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2.dynaTraceの解決策: ユーザ体感管理から始まるアプリケーション視点の導入

ユーザー体感を把握することがビジネス上不可欠な要請となっている現在、パフォーマンスや可用性をデータセンターの視点から監視することだけでは不十分になっています。そのため、dynaTrace は可能な限りユーザーに近い場所、つまりブラウザの内部から監視を始めます。これによって、すべてのサービスに対してすべてのユーザーの行動を観察、トレース、取得することが可能です。dynaTraceは、アプリケーションデリバリーチェーンを 統合的にカバーする唯一のソリューションです。

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特長2: アプリケーション情報に留まらないビジネス指標の継続的なトレース

dynaTrace は、ビジネストランザクション管理とAPM とを単一のシステムに統合することで、ビジネスとITとのギャップを埋めます。ビジネスオーナーが最新アプリケーション環境への投資から得るメリットを最大化するために、dynaTrace は、継続的にトランザクションをトレースし、アプリケーションパフォーマンスデータのほかに、リアルタイムのビジネス分析機能を提供します。

PurePathによってもたらされる引数、SQL パラメータのID から、商品名、購入額、コンバージョン率などの情報を抽出し、ビジネス/ IT の両指標を同一の画面でBI ライクに分析。分単位で収益の動向を理解し、SLA の異常値がビジネスに与える影響もダッシュボードで簡単に分かるようになり、アプリケーションパフォーマンスがビジネスに与える影響を把握することができます。次の日にレポートが提出されるのを待つのではなく、dynaTraceを利用して、リアルタイムで対処することが可能です。
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特長3: 特許技術「PurePath」による完全な可視化

PurePathとは、dynaTrace Agent がトランザクションパケットにタグ(Transaction ID) を付加し、Agent がそのタグ情報をリレーすることによって、あるトランザクションがどこで遅延しているかを分析する機能です。トランザクションのボトルネックをピンポイントで特定することが可能になります。

PurePath を中心とすることで、dynaTrace は従来のAPM システムのアーキテクチャやアプローチが抱えていた障壁を打破しました。PurePath技術によって、すべてのトランザクションを他のAPM システムよりも詳細にコードレベルでトレースし収集するだけでなく、クリック1 つでほとんどの問題を浮かび上がらせることができるようになります。問題解決へのスピードを加速することができます。

平均値、サンプリング、勘などに頼らずとも、dynaTraceでは、トランザクション全てを、24 時間、コードレベルで可視化します。問題が発生した時も、dynaTraceがそれを記録しているため、再現する必要はありません。顧客から不満が寄せられた場合も、dynaTraceがセッションを記録しています。

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特長4: 過酷な環境に耐えうる軽量化された Agent

Agent 側の処理を最小限に抑えることで、世界最大規模のシステムでの厳しい負荷テストや本番環境での利用に耐えられる軽量な Agent を実現しています。一般的に、応答時間や CPU 使用率への影響は数 % 程度となっております。また、既存のアプリケーションのコードを変更する必要はありません。dynaTrace はシステム環境に影響を与えることなく、全トランザクションのトラッキングを可能にしております。
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特長5: 導入と運用がカンタン だから 短期間で投資回収

旧世代のシステムと異なり、dynaTrace はゼロコンフィギュレーションを実現しています。多数の階層からなる複雑なアプリケーション形態やサービスに対しても、自動検出により、数分で利用開始ができます。アプリケーションが変更された場合でも、dynaTrace のツールやダッシュボードに自動的に反映されます。さらに、アプリケーション、ハイパーバイザー、O S、ハードウェアに関する統合ビューがすぐに利用できるため、たった数分で運用を開始し、すぐにメリットを得ることができます。
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特長 6: モバイルアプリケーションのユーザ体感管理に対応

今や、モバイルアプリケーションには、PC 環境と同等のパフォーマンスが求められています。dynaTrace は、iPad、iPhone、Android 向けの Web アプリおよび、ネイティブアプリケーションのユーザ体感パフォーマンス管理機能 (モバイル UEM) を搭載し、e コマースサイトなどの売り上げと顧客満足度の向上に大きく貢献します。

dynaTrace のモバイル UEM を利用することで、また、「検索」「カートに入れる」といったユーザの操作別に、体感速度やサーバ側の問題点を分析することが可能です。また、応答時間がコンバージョン率や売り上げに及ぼす影響を包括的に管理することもできます。
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特長7: ライフサイクル全体をカバー

dynaTraceには、適切なアプリケーションパフォーマンスを実現するために連携が必要となる3 つ
のIT 担当それぞれを対象としたエディションがあります。すべてのエディションは、同一の
PurePath 技術を基盤として構築され、部門間でAPM を使用し、共同作業を行なうための機能が
統合されています。これにより、問題に対する責任転嫁を防ぎ、すべての関係者を招集する対策
ミーティングをなくします。そして、顧客に対し優れたサービスを継続的に提供することを可能にし
ます。

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Production Edition:

Production Editionは、本番運用オペレーターやビジネスオーナー向けのもので、すべてのユーザー、あらゆるデバイス、全トランザクションに関するユーザー体感やユーザー行動を、24 時間365 日、エンドツーエンドで詳細に把握することができます。

Test Center Edition:

Test Center Edition は、パフォーマンステスト担当者やQ A 担当者向けのもので、自社開発とサードパーティー開発とを問わず、アプリケーションが高負荷時に、あるいは、部分的な手戻しを行った時に、どのように稼働するかを把握することができます。

Development Team Edition:

Development Team Edition は、ソフトウェアアーキテクトおよび開発マネージャー向けのもので、アプリケーションパフォーマンス管理の手法をエンジニアリングや開発プロセス全体で適用できるようにします。

特長 8: あらゆる環境で使用可能な高いコネクタビリティ

最新のブラウザはもちろんのこと、dynaTraceは様々な最新技術にも常に対応をしていきます。またサードパーティベンダとの連携にも力をいれており、多様なシステム環境にてご利用頂ける体制を整えています。
様々なテクノロジを補完

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新しいテクノロジーへの対応

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