海外と比較して、日本の保守・運用のためのIT投資比率は非常に高く、70~80%に上ります。そのため、攻めのIT投資が圧迫され、海外先進企業とのIT投資で得られる効果の格差は拡がる一方となっています。リーマンショックをきっかけに、保守・運用のコスト削減に力を入れる企業は増加しましたが、依然と保守・運用コストは高止まりするどころか、かえって増加しているのが現状です。そのようなことになってしまう第一の原因に、保守・運用コスト構造がブラックボックス化していることが挙げられます。本ソリューションでは、ブラックボックス化した保守・運用コスト構造を可視化し、浮かび上がった優先順位の高いムリ・ムダ・ムラな保守・運用コストを削減します。
こんな課題を解決します
- 保守・運用のコストを削減したい
- 現状、および、将来の保守・運用コストが見えない
- 単なるコスト削減ではなく、有効性向上やリスク軽減とバランスがとれた最適化をしたい
- 保守・運用コスト削減を推進しているが、計画通りにいかない
- ベンダの提案が妥当なのか判断できないため、ベンダの言いなりになっている
- 保守・運用コストを効率的に管理できる仕組みがない
- 保守・運用コストを管理できる知識・ノウハウを整備したい
- 部門別でバラバラに保守・運用しているため、全社で統一した保守・運用に移行したい
- 売上・収益拡大や業務効率向上などに直結する攻めのIT投資額を増やしたい
海外と比較して、異常に高い保守・運用のIT投資比率
日本は、新たな価値を生み出さない守りのIT投資(保守・運用コスト)比率が異常に高く、70~80%に上ります。それに対して海外は、守りのIT投資(保守・運用コスト)比率は50%程度に留め、その分多く攻めのIT投資(戦略的投資)まわしています。そのため、売上・収益拡大や業務効率向上などのIT投資効果においても、日本と海外の格差は拡がる一方となっています。
また、リーマンショックをきっかけに保守・運用のコスト削減に力を入れる企業は増加しましたが、保守・運用コストが減るどころか、増加しているのが現状です。背景としては、攻めのIT投資は減らせるが、どんどん古くなるシステムの保守・運用はやめれないため、どんどん高コストな保守・運用の比率が増ていくといった負のスパイラルにはまっていることが挙げられます。本来は、売上・収益拡大や教務効率のためにIT投資をするのであるにも関わらずである。
また、リーマンショックをきっかけに保守・運用のコスト削減に力を入れる企業は増加しましたが、保守・運用コストが減るどころか、増加しているのが現状です。背景としては、攻めのIT投資は減らせるが、どんどん古くなるシステムの保守・運用はやめれないため、どんどん高コストな保守・運用の比率が増ていくといった負のスパイラルにはまっていることが挙げられます。本来は、売上・収益拡大や教務効率のためにIT投資をするのであるにも関わらずである。
保守・運用のIT投資比率の日本と海外の比較
目指すべきIT投資効果
なぜ、保守・運用のコスト削減が進まないのか
保守・運用コストが増加する第一の原因は、保守運用コスト構造がブラックボックス化していることです。具体的には、保守・運用コストの把握は経理レベルにとどまってしまい、その詳細内容を全く把握できていないケースがほとんどではないでしょうか。そのため、保守・運用コストを削減するには、保守・運用の業務や業務を可視化すると同時に、各コストの妥当性を適正に評価することが第一歩となります。つまり、保守・運用コスト構造をホワイトボックス化することです。
また、保守・運用のコスト削減を推進するためには、機能追加や変更の必要性を判断したり、ベンダから提案された過剰な品質・サービスを見極めたりすることができるIT要員や管理の仕組み、知識・ノウハウを整備することも重要なポイントです。
また、保守・運用のコスト削減を推進するためには、機能追加や変更の必要性を判断したり、ベンダから提案された過剰な品質・サービスを見極めたりすることができるIT要員や管理の仕組み、知識・ノウハウを整備することも重要なポイントです。
保守・運用コスト構造をホワイトボックス化することからはじめる
まずは、保守・運用コスト構造をホワイトボックス化することが、保守・運用のコスト削減の第一歩となります。SMSデータテックは、長年のICT保守・運用やITILの実績、ノウハウを基に、保守・運用コスト構造をホワイトボックス化した上で、全体最適な観点から保守・運用コストの削減を支援します。
導入までの流れ
関連する製品・サービス
- ITプロフェッショナルサービス SMSデータテックは、2001年の設立以来、運用管理分野のプロフェッショナルサービスを提供してきました。これまでに蓄積した技術により、運用サービスをトータルでご支援し、個々のシステムに対してより良い最適なサービスを、優れたコストパフォーマンスで提供します。
- システム運用設計&改善サービス システム運用設計&改善サービスは、お客様が求めるあるべき姿を目指して、実際のIT運用を調査分析し、目標に到達するためのプロセス設計及び改善を行います。プロセス導入後も定期的な効果測定を実施することで、継続的に改善を行いスパイラルアップを図っていきます。
関連するソリューション
- IT資産のTCO削減ソリューション 保守・運用費用の削減は常に重点課題として挙げられてきましたが、グローバル化や経営スピードの高速化が一層進んでいる昨今、既存IT資産の有効活用やTCO(総保有コスト)削減は、ますます強く求められるようになっています。そのような厳しい環境におかれたお客様のニーズにお応えするための様々なソリューションを、お客様に最適なカタチで提供します。
- 運用管理効率化ソリューション 「運用管理者視点」での運用管理ではなく「ユーザ視点」の着眼点で、これまでのシステム運用保守の概念を抜本的に改革。仮想化/クラウド時代のシステム環境に最適化された、パフォーマンスの高い運用管理ソリューションを提供します。